折込チラシの反応率がわかる!? Google URL Shortener
2022/08/28
みなさん、こんちは。広報活動を後方から支援する、島良一です(笑)。
知ってる方はスルーで結構なんですが、最近知りました、Google URL Shortener(グーグルURLショートナー)。
皆さんは、ご存知ですか?
これは長いURLを短くしてくれるグーグルの無料機能なんです。
たとえばうちのお店の地図の場所のURLを共有しようとすると、https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97PC-Boh(%E3%81%B6%E3%83%BC)/@35.734023,139.321552,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x601921d2ded901c5:0xfca47b2f5558eb7!8m2!3d35.734023!4d139.323746?hl=ja
と言う感じで長いです。それが、https://goo.gl/FMEyXrと短くすることが出来るのです。
見た目も見やすいですよね。
だけど、実はこれは世を忍ぶ仮の姿…(笑)
アクセス数がわかる!
このGoogle URL Shortenerの真骨頂はアクセス数がわかるのです。
「アクセス数とかって、いまどき普通じゃない?
Googleアナリティクスとかでもあるし、アメブロとかでも、普通にあるじゃん!」
と、思っているでしょうが…いいえ! 使い方がちがーう!のです。
まず、管理画面を見てみましょう。
ちなみに、Googleアカウントでログインする必要があります。
今、ほとんどの方はGoogleアカウント持ってますかね? わからないときはご連絡下さい。
これが管理画面です。
上部の【your original URL here…】と書いてあるフォームに、元のURLをコピペし、右の「短縮URL」というボタンを押すだけ。
それで下部の一覧のように表示されるのです。
下部の一覧、右側に「すべてのクリック」とありますが、この項目がアクセス数になります。上の画像はゼロになってますがね(^^;
さらに!
詳細がわかる!
「すべてのクリック」の数字の部分をクリックします!
こんな画面が開きます!
簡易アナリティクスってかんじです。
ここからわかるのは…わかるのは…
- アクセス数
- どこから入って来たか
- ブラウザごと
- OSごと
- 地域ごと
と、5つです。
ちなみにこのアナリティクスのサンプル画像は、中学の同級生がラーメン屋さんを新規オープンした際にチラシを作ったのですが、
Facebookページへ誘導するさいにのURLを短縮し、QRコードにしました。
そしてGoogle URL Shortener最大の特徴は、1つのURLから複数の短縮URLが生成できることです。
1つのURLから複数の短縮URLが生成できるということは!
落ち着いて下さい(私がw)。
図にしました。下記の図を見てください。
1つのURLから複数の短縮URLが生成できますので、例えば3つ生成します。
※URLはGoogle URL Shortenerの機能ですぐにQRコードが作成できます^^(後述)。
さて、このそれぞれ生成したQRコードを
それぞれ名刺や、デザインの違うチラシA、チラシBに掲載する。
つまり…それぞれのアクセス数がわかる…ということです!
あれ? 興奮してるの私だけ?(笑)
これってリアルで出来るのってすごいことだと思うんですよね。
エンゲージメントという視点で見れるメリット
エンゲージメントと言う考え方、ご存知無い方のために説明しますと、
Facebookの場合のエンゲージメントとは、
- いいね!
- コメント
- シェア
- クリック
のアクションを指します。エンゲージメント自体の言葉は絆や愛着などの意味があるようです。
見た人をリーチ数と言いますが、それに対してエンゲージメントは、なんらかのアクションをした人の数と言えます。
エンゲージメント率とは、その広告に対して、どれだけアクションを起こしたかの率をいいます。
通常のチラシだと、例えばゴールを電話による受注や問合わせとしますと、その数字はわかります。
10,000枚まいて5件問合わせがあった…などです。
しかし、そこにたどり着くまでの見込み客さんの行動がわからないですよね。
問合わせまではいかなくても、アクションを起こそうとした人・興味を持った人が
とりあえずQRコードにはアクセスしてみた…という指標で図ることができるのです。
つまり以下のようなディープな解析ができます。
▶チラシAは問合わせが1件も来なかったのに、QRコードへのアクセスはものすごいあった…となると、チラシまでの動機付けは成功したが、誘導したURL先のサイトで流出してしまった。
▶チラシBは逆に問合わせが多かったが、QRコードへのアクセスはあまりなかった…つまりチラシを見て興味を持った人は一握りだったが、確実に興味を持った人がQRへアクセスし、問合わせたことに。
こういう仮説を立て▶結果を見て、チラシを改善することができます。
とくに反応が薄い(少ない)と言われているポスティングや折り込みに対して、結果が出た・出ないの2択以外にも計測できることは、とても価値のあることですし、このGoogle URL Shortenerによる計測をヒントに、もっとほかにも応用できないか?という可能性がたくさん出てきそうです。
メルマガやブログでも使えます
メルマガやブログをやっている方は、その中でURLへ誘導したいときに、
同じように、同一URLからGoogle URL Shortenerで3つ短縮URLを生成します。
そして前半、中盤、後半でそれそれちがった切り口の動機付けをしたあとに、短縮URLを掲載すれば
どこが一番クリックされたかのアクセス数を見れますので、興味のポイントや動機付けできたポイントを計測することできます。
総括
ということで、ぜひ、Google URL Shortenerを活用しましょう!
ちなみにQRコードが生成できるところは、以下の部分からです。
ほら、簡単にゲット(笑)
ぜひ、つかいましょう♪
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