【秋本工業様⑥】感謝!結果に結びつく3+2ポイントを皆さんから伝授。
2022/08/28
SNSとリアルからのアドバイスを頂く。
前回までの記事と、反響
前回のお話は、ブログ開設史上最高のアクセス数になりました(笑)
激励だと思っています。ありがとうございます。
前回のお話とは「チラシに反応がなく、そこからプロデューサーさんのアドバイスをヒントに大きくチラシを修正」したお話です。
現在、印刷会社に出している最中ですが、そのブログ記事をSNSでシェアしたり、リアルに人と会い、いろいろなご意見やアドバイスを頂くことができました。
本当にありがとうございます。
アドバイス3+2
いただいたアドバイスは大きく分けると3つ(+2)に分けられました。
なぜこう言う表現をするかというと、3つはチラシに関して、2つはそれ以外だからです。
この3+2のアドバイスはメタ的に良いものでしたのでぜひシェアしたいと思い、今回は投稿しました。
メタ的というのは、ただの一次元的な方法論ではなく、他の分野でも再現性があるということだそうです。
つまり「何をやるか」の話ではなく「なぜやるか」の話。Whatではなく、whyです。
だから違う商売をしていても響くと。そしてこれは共有資産だと思いました、だからシェア致します。
1.もっとペンキ塗っている写真をわかりやすく(光と空間のアーティストKさん)
これは写真のお話です。
アドバイスしてくださったのは、普段は光と空間のデザイナーをやっているデザイナーさんです。アーティストさんです。
もっとペンキ塗っている写真をわかりやすく
とのことでした。チラシを上半分を今一度見てみましょう。
この、白いローラーのようなもので、壁を塗っている写真、まさに私が現場に行って撮影したのですが、これこそが盲点でした。
なぜなら私は全体的に塗装している場面を見ているので、このローラーを見ても、何の疑問も持たずに「塗装している」ということがわかるのです。
しかし、初めて見る人は、わかりづらい。とくに壁とローラーが同じ色なので、色を塗っている感が出てないとのこと。
集客チラシが0.2秒で判断される世界において、これは確かに致命的になりかねません。
でもポジディブな解釈をすれば、ここにまだ大きな可能性があるともいえます。
反応がなかった場合に、これは売れない、流行らない、ニーズがないと断定するのは早計なのかもしれません。
今回はこれで印刷しましたが、次回はこの部分を解りやすくするために再撮影、または画像加工を考えます。
ヘッドコピーは解りやすく「DIY塗装」と入れたのに、写真を見落としていたのは自分でも驚きでした^^;。見落としていたというより、前述したとおり盲点でした。
メタポイントは0.2秒で塗装やDIY(つまり目的のイメージ)が伝わる明快で情緒的な画像を!です。
これは情報デザインという分野のお話です。
2.具体的に何を塗るお手伝いをしてくれるか(IT系会社T社長さん)
新チラシの表、一番下の×3つを、こんな物でも塗れます的やつにしたらどうでしょう?
具体的に何を塗るお手伝いをしてくれるのか分かれば、イメージしやすいと思うの。古い門扉とか、古いベランダの柵とかは塗りたいなーって思ってる人結構いると思うよ。
これこそ、まさにそのとおりなんです。まさに人にフォーカスしている重要な視点でした。
表紙の一番下の「×3つ」とは以下のことです。
この部分を思い切って変更します。
具体的に何を塗るお手伝いをしてくれるのか分かれば…ということです。お客さん視点ですね。
今後、例にも出していただいたとおり、秋本工業の社長さんとお話をして、門や柵を塗っている写真をとるようにしたいと思います。
この「×3つ」はそれこそ裏面に持って行っても良い部分です。
なぜなら、これは認知的な説明だからです。た
情緒的な部分ではなく、認知的な部分。いわゆる数字で表した部分であり、左脳で理解できる部分です。
もともとなぜこの3項目を入れたのかは、過去の記事にも書いたのですが、お客さんのネガティブな感情を事前に考えました。
チラシを見たときに
- 「料金は明確?」
- 「高いんじゃないの?」
- 「そのあと営業の電話がうるさいんじゃない?」
と想定して、ネガティブな感情をフォローするつもりでいれました。
しかし、今回アドバイスいただいたお話は、もっと情緒的で、直感的で新しい価値を提案しているとも言えます。
ネガティブな感情をフォローする前に、もっとポジティブな未来を提案したほうがいいに決まってます。
「ああ、こういうの探してた。いいわー」となる部分です。
先に動機付けです。
いいわーとなったら、裏面の文字画細かくても、虫眼鏡を使ってでも読んでくれる、と!言うことです。
なので次回は、このネガティブ・フォロー三兄弟は、裏面行きですね(笑)
T社長、本当にありがとうございました。
3.もっと強めのエサをまかないと(デザイン会社社長Nさん)
もっと反応を出すのだったら、強めのエサをまかないと。
というアドバイスをいただいたのは、デザイン会社の社長Nさん。
これはこの一言につきました。
こちら社長さんも同じ業界の大先輩です。
デザイナーとして、結果を出す、反応を出すのが使命であり、仕事なのでシビアでリアルなアドバイスだと思います。
やはりどんな形でも「反応ありましたね」という結果をださなければ行けないのがこのお仕事ですから。
ここでいうエサとは、まさに集客エンジン。
認知としての意味も込めてDIY塗装だったのですが、少なからず集客エンジンとしての意義も込めておりました。
外壁塗装のインターバルは10年と言われています。つまり一度お願いしたら、リピートは10年後です。
また世の中がクリエイティビティといって社会が豊かと感じる基準は消費から創造性になってきているという話も聞いております。
つまりDIYの時代なんです!…ちょっと短絡的?
ですから、地道な認知活動が必要ですよね…それはそれはとして。
Nさん曰くの強めのエサ、インパクトのある集客エンジンを考える必要があります。
もっと手軽で、もっとみんな欲しいもの。できれば毎日使うものであれば、なお可ですよね。
ともあれ、見込み客と出会うきっかけです。ん、やっぱカフェを開くのがいいのか…(笑)
ちなみに集客エンジンは、そのあとの仕組みをしっかりとつくれば、利益がなくてもマイナスでもいいのです。
目的は目先の利益ではなく、集客・出会うきっかけ。
そのあと集客エンジン分をしっかり回収できる、収益モデルにすることが大切です。
N社長、本当にありがとうございました。
+1.Facebook広告どう?(漫画家Aさん)
これは漫画家Aさんからいただいたアドバイスです。Facebook広告は出した経験があるのですが、セグメントがかなり細かく設定できます。
詳しくはここでは割愛しますが、年代、性別はもちろんのこと、地域、職業、趣味などでどんどんターゲッティングできます。
それこそDIYだけの人にも訴えられます。
そして、比較的安価です。コストパフォーマンスが良いんですね。
HPへ誘導したり、問い合わせ、申込につなげれば顧客リストとしてストックできます。
正直、これ、かなり、アリです。
とくに3.の集客エンジンがしっかりすれば、顧客リストは手に入りやすいです。
※これからの商売は、顧客リストをストックすることが最重要という考えのもとなのでこういうロジックになります。
ポスティングとの費用対効果を考えれば、Facebook広告もかなりアリですね。
ただインフラとしてのFacebookページがまだ稼働したばかりもあり、もちろん秋本工業さんの決裁もありますので、このへんは話し合って行きたいです。
Aさん、ありがとうございました。
+2.地元新聞販売店やポスティング業者と顔を付け合わせる(自動車会社社長Gさん・デザイン会社Nさん)
今回はオレンジネットという会社にお願いしましたが、基本はメールと電話でやりとりしています。
正直ラクスルさんは、一度も向こうから電話なかったので…システム的にそういうものなので当然です。
ここでは該当から外れますね(コストや効率的な面からいえば効率的なんでしょうけども)。
でも一番は、顔を付け合わせることができる地元密着業者が一番。
裏の話やネットでは得れないローカルで生な情報が得れるということですね。
まさにGoogleで検索しても、siriに聞いても出てこない情報満載ってところでしょう。んー深い!
いや、本当に勉強になりました。
G社長、Nさん、本当にありがとうございました。
思いついた集客エンジン
ここからは、それこそ方法論の話なので、メタ度は低い話になると思います。
さて、3.で、出て来たもっとインパクトある集客エンジンを考えていました。
たとえば刷毛(ハケ)をプレゼントとか?(プレゼントするなら理由が必要です)
ハケ…。うーん。塗料とかは扱い難しそうですね。
チラシをもう一度見て、ぱっと思ったのは、裏面の「当日は汚れても良い服装でお待ち下さい」という文字でした。
汚れてもいい服装って用意するの、面倒じゃないか?(面倒でもないか?(笑))
とは言え、作業着をプレゼントするわけにもいかない…
でも、服装を考えるのが面倒だから、と見込み客の行動をストップさせてももったいないですよね。
作業服がダメなら…
エプロンプレゼントって嬉しいかも!?
エプロンってどのくらいで売ってるんだろう。オリジナルプリント入れると?
プリントをいれないで考えると、激安エプロンありますね。
税込みで1枚で600円くらいです。これなら、無理なさそうですよね。
プリントするとやはり1,500円超えますね。
アイロンプリント自作でやるとなると、その作業が面倒ですし、そこに時間をかけると本末顛倒です。
しかし、たとえば社長の奥さんにアイロンプリントしてもらうならたしかにこれもアリですね。
または、Tシャツのがいいのか?とも考えましたが…塗装ってことで、エプロンのがつながりますよね。
ともあれ、問い合わせいただいた方に、しっかりしたプレゼントする理由を添えて、問い合わせを増やし、顧客リストにしていく。
もしくは、どうせ作るなら、ちゃんとしたデザインをして、安く販売・気軽に購入できるものにする等、考え中です。
総括
次回は3+2を取り入れていき、見込み客と出会う確率を確実に増やしていきたいと思います。
今回はもう印刷かけてますので、今回も今回でしっかりと効果測定していきたいと思います。
そして、このシリーズも⑥です。ざっと①〜⑤までを振り返ってみます。
やはり当初からブレずに同じことをずっと言ってました。ホッととしました。
ただ、今回わかったのは、いろいろと見落としていた、優先順位を間違っていたということです。
いただいた皆さんからのアドバイス、本当に大感謝です。ありがとうございます!
そして、そのいただいたアドバイスの意味をメタ認知して、正しく取り入れる判断基準は
ワクワク系マーケティング実践会での勉強の場での学びや、本、先輩からのご指導の賜物だと思いました。
さあ、また一歩ずつ前進します!
秋本工業さま一連の目次
- 行動をデザインする
- 言葉と価値を引き出す
- 情報をデザインする
- 写真撮影の意義、語るということ
- チラシの反応が全然なくて、激凹み後のミラクル(笑)
- 感謝!結果に結びつく3+2ポイントを皆さんから伝授。←このブログ
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