Boh通信9月号の構成と結果。
2016/10/20
皆さんこんにちは。
今日は先月のBoh通信9月号の構成と結果について解説したいと思います。
表紙
8月にはPCデポの「パソコン等の機器に弱い高齢者へ必要以上の月額契約をさせ、解約には20万円のお金をとる」という問題が起きました。
ちょっと弱気な言い方をすれば、PC-Bohもパソコン修理をやっていますので、同じように思われる可能性もありました。
はじめは徹底的に批判する記事を書こうと思ったのですが、それよりも、自店がどういう思いで日々お店を営業しているかということを、今一度発信する必要があるのではないかと。
もともとはミッションレターというものをすべての顧客に送付しているので、顧客の皆さんは、うちのお店がどんな思いでいるのかは分かって頂いているのですが、改めてそういう思いを語るチャンスだと思いました。
はじめは店長に語ってもらおうと思ったのですが、それはミッションレターで語っているので、今度は従業員の角度から書こうと一切店長にはノータッチで私の意見を入れさせてもらい、原稿を仕上げました。
それが「緊急企画 店員は見てシマった…」の、トップのコーナーです。
中面
A3サイズの紙の中を開けば、PC-Bohの日常というコーナーがあります。
こちらは日頃から店長がツイッターでのつぶやきを厳選して8記事載せています。
ちなみに、店長はツイッターをほぼ毎日更新してます(アカウント@pcboh)。
ここでは極力店長の自己開示をメインにしたいのです。
ツイッターではたまに自己開示ネタもあり、とくにバイクの修理や組立は店長の趣味ですから取り上げました。
タイトルが日常っということもあり、お店のネタも入れましたが本当は「人っ気(ひとっけ)」のある構成にしたいです。
なぜなら自己開示は顧客との「絆」を作るからです(ワクワク系マーケティング実践術より)。
皆さんもFacebookなどで、自身のプライベートなことなどを赤裸々に書かれたことはありませんか? ちょっとこんなこと書いてしまったけど、引かれないかな?と思いつつも、いつもより「いいね!」が多かったり、コメントが暖かかったりしたことはありませんか?
自己開示は一方的でも相手はつながりや絆を感じてくれるそうです。とくにこのBoh通信はニューズレターなので、なにかを売ったり宣伝するのが目的ではなく、あくまでも「絆作り活動」なのです。
※インベーダーゲームのチケットは空振りでした(笑) これも来店する動機付けと、「またぁ、あのお店ワケの分からないことやってる〜」という世界を楽しんで頂くワクワク感の提供です。空振りしたものの、何かにつながっているかもしれませんね(^^;。
裏面
Boh通信の裏面は、上部はスタッフの社会現象を斬る!みたいな知的なコラムです。
下部は「掲示板」といって、告知やお客さまとの交流を書くコーナーです。もうスペースがたりません(^^;
ココにも「人っ気を」と思い、ひとつスタッフの顔を載せようということで、顔より大きなスイカを、スタッフとともに掲載。
また前号で特集した沖縄お土産プレゼント企画も掲載しました。24個景品を用意して21人もご来店。うれしい限りです。こういう交流を描き、「PC-Bohには、みな集まっているんだ!」という「お店に行こう」という動機付けにつながるように意識しました。
そして、トラックボールの記事。
これは私もつかっているマウスのかわりのものですが、これを知ってしまうともうマウスに戻れません。手首を動かさないので、手首の負担が段違いにちがいます。これを宣伝という形ではなく、あくまでもオススメ商品として紹介しました。
しかし、それだけで2つも売れてしまいました。一人の方は私の先輩なのですが、もうひとりの方はかなり高齢の方で、「これの一番高いやつがほしい」という感じで、ワクワクして買われて行きました。
別紙1 冷やしパソコン
また、ニューズレターには以下のチラシも同封しました。
まずは定番の「冷やしパソコン」のチラシ。同封は今シーズン最後でしょうね。

3代目チラシ
20個は売れました。配布した翌日に電話かかってきて「まだ残ってる?2個おさえといて」と、言ってくださったのはとても嬉しかったです。
別紙2 コイツ…動くぞ!
次はこちらの「コイツ…動くぞ!」オレたちの秘密基地…パソコンピーシーブーという記事です。
これは店長チョイスの、工作や工具好きにはたまらないものをラインナップしたものです。
地味に結構に売れてます(笑)
別紙3 マウス特集
急に店長がマウスをやたら入荷したので、チラシをつくったのですが、コンセプトは「面白い世界観」。たかがマウスのチラシなのに笑わせてみせよう!という意気込みでつくりました。チラシを持ってきて、購入するお客さんもいらっしゃいました。もちろん、チラシだけのせいではありませんが、ほぼ、全種類が完売する勢いでマウスは売れました(笑)
別紙4
そして、最後はMacデザイン教室です。修理をするお店だけではなく、パソコンや周辺機器を売っている店だけではなく。あらたな価値創造を提供する、Macデザイン教室のチラシです。
ありがたいことにすでに5名は受講&予定してます。大変にありがとうございます。
まとめ
以上ですが、このような内容でニューズレターは構成されています。
絆作りとともにお客さんにPC-Bohの世界を知ってもらい、来店に足が向く(動機付け)内容にしました。
とくに商品を載せたものは、通販のように買ってもらうのではなく、そのチラシ片手に来店してほしいからです。
顧客の行動を計画的に設計できるようにな、行動のデザインがでれればと思っています。以上。
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